中咽頭がんについて
喉頭の上から食道部分にがん腫瘍ができた場合を、中咽頭がんと呼びます。この中咽頭には、生活と深く関わる機能が多くあります。
● 中咽頭の大事な働き
中咽頭は、食生活を送る上で重要な働きを持っています。
たとえば、中咽頭にある軟口蓋という部分は、口と鼻の通り道を制御しています。この部分にがん腫瘍ができると、食べたものが鼻の方へ進んだり、話すときに空気が鼻へ抜けるなどの障害が出ます。
また、中咽頭にある舌の根元部分は、食べたものを食道に送る働きがあるので、この部分にがん腫瘍ができると、食生活自体が難しくなります。
中咽頭がんの症状
● 喉の腫れ
がん腫瘍の発生初期では、喉の痛み、食べ物が飲み込みづらいなどの症状がでます。ただ、症状は強くないため「喉が腫れてるかな?」程度に思うことがあります。
● 声にまで影響が!
がん腫瘍が悪化して大きくなると、言葉がうまく発音できなかったり、リンパ節にがん細胞が転移してリンパ管が腫れるなどの症状がでます。さらに悪化すると、口を開けるのも困難になる場合があります。
中咽頭がんの原因
● お酒に要注意!
中咽頭がんの原因には、喫煙や刺激物による悪影響があります。また、中咽頭がんは、九州や沖縄など強いお酒の多い南の地域で多いので、アルコールも原因ではないかと考えられています。
中咽頭がんの治療
がん腫瘍が大きい場合は、手術によってがん腫瘍を摘出します。ただ、中咽頭の部分には、日常生活に関係する機能が多いため、機能を残せるように治療します。
また、中咽頭付近には、がんが転移しやすいリンパ節があるので、がんの進行具合によってはリンパ節も一緒に摘出します。
● 早期発見できれば!
がん腫瘍が小さい場合は、手術せずに放射線療法で治療する場合もあります。放射線療法では、生活機能を出来る限り残して治療できます。また、手術療法や放射線療法を補助するために、抗がん剤の投与も行います。
● がん治療の食事法 ● がんを克服するためには、実は医師よりも、あなた自身にできることの方が多いのです。 本当に大切なのは、がんになった原因を改善し、免疫力の低下を防ぎながら、がん細胞増殖のスイッチをオフにすることです。 |

