乳がんについて
乳房にがん腫瘍ができた場合を、乳がんと呼びます。また、乳房は、乳管と小葉という部分で構成されていて、乳管にがん腫瘍ができた場合を乳管がん、小葉にがん腫瘍ができた場合を小葉がんと呼びます。
● 男性も乳がんに!
乳がんは、女性の病気だと思われていますが、男性も乳がんを発病します。ただ、統計的に女性と比べると、男性の方が圧倒的に乳がんの発病率は低いです。
乳がんの症状
乳がんが発生した初期の頃は、ほとんど自覚できる症状はありません。ただ、がん腫瘍が悪化して大きくなると、乳房に 「しこり」 のような物が確認できたり、胸が痛むなどの症状が出てきます。その他にも、皮膚の近くにがん腫瘍が出来ている場合は、皮膚が赤く腫れたり、皮膚が引っ張られて窪むことがあります。
ただ、乳房に出来る腫瘍は良性の場合も多いので、病院で検査するまでは、がん腫瘍だと断言するのは難しいです。
乳がんの原因
乳がんの原因になると考えられているのが、女性ホルモンのエストロゲンです。このエストロゲンの過剰分泌が、乳がんの原因ではないかと言われています。
● 遺伝的な原因
家族に乳がんの方がいると、他の人の発病率も高くなっているので、遺伝的な要因も乳がんの原因の一つに考えられています。
乳がんの検査と治療
● 乳がんの検査
乳房は柔らかいため、通常のレントゲンでは撮影が難しいです。そのため、マンモグラフィーという専用の医療機器を使ってレントゲンを撮ります。また、音波検査やMRI検査、CT検査でがん検診を行う場合もあります。
● 乳がんの治療
乳がんを発見した場合は、手術でがん腫瘍を摘出します。また、がん腫瘍を摘出する場合は、がん転移の危険性があるため周りの正常な細胞ごとがん腫瘍を切除します。さらに、乳房周辺には、がんが転移しやすいリンパ管があるので、リンパ管も一緒に切除することが多いです。
● 乳房再建術について
乳がんの治療では、ある程度の乳房を切除するため、乳房の形が変形することがあります。そのため、乳房を元の状態に近づけるために、筋肉や医療用の人工物を利用して乳房の再建を行います。
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